Avaloncity Dolls

私、「信頼出来ない語り手」明智紫苑の自作小説とカスタマイズドール中心の我楽多ブログです。

Rhapsody in Blue

Rhapsody in Blue①

 私は去年メルカリで購入した「モモリータジェニー」の服を、自作キャラクタードールに着せてみた。ただし、黒のバルーンスカートだけである。ブラウスはアゾンの商品で、靴はモモコドールのものだったが、靴下はどこの商品だったのかは覚えていない。

 最初はこのコーディネートの写真をフォースティン・ゲイナーで撮影しようとしていたが、服を着せている途中で素体が壊れてしまったので、急遽、 蓮華院清香 れんげいん さやか に変更した。とりあえず、フォースティンの素体を買い替えたい。まあ、かなり黄変しているので、潮時だったと言えるのかもしれない。ボークス様、新しい1/6サイズ素体を出してください(泣)。

 まあ、ユニバーサルプーヤンさんの「ストリームボディ」の肌の色が合うなら、そちらを購入して合わせたいのね。オビツの27cm素体でも良いのだが、ボークスさんのNEO-EBの色白肌版が廃番になってしまったのが残念だった。しかし、より改良された新素体を出してくれれば、あたしゃ嬉しいのね。新たに素体を付け替えるのは、体型の変化が問題だけど、「人形は顔が命」というCMがあったし、人形のアイデンティティは顔(頭部)にこそあるのだ。

Rhapsody in Blue②

 清香は『Avaloncity Stories』の第三部の登場人物の一人である。彼女は第二部に属する小説『Fortune』の終盤に登場しているが、彼女と3代目アスターティが生きている時代は2代目アスターティが生きていた頃から少なくとも3000年は経っている。それゆえに、現代的なファッションで登場する人物は多分少ない。アスターティと清香が少女時代を育った大国 泰夏 タイシャ は古代中国をイメージした国であり、国民の服装はだいたい漢服に準じる形状である。

 この写真ではいかにも学生さんらしい格好だが(まあ、制服系のコーディネートではないが)、清香はアスターティを追って、〈緑の大陸〉西方の大国アヴァロン帝国の最高学府であるアヴァロン大学に入学する。彼女はアスターティと同じく「魔法戦士」の卵なのだが、身体が弱いので、武芸は不得意である。その「魔法戦士」とは、他ならぬ第二部において人造人間〈バール〉たちが普通の人間との「再融合」を果たした末の子孫たちなのだ。

Rhapsody in Blue③

 今はまだ冬なので、あえて寒々とした色合いに画像を加工している。デニム生地を思わせる、青を基調とした色合いだ。私は色々な意味で春が待ち遠しいけど、そんな私の人形写真撮影の時期は偏っている。冬用の人形服が少なくないのが主な理由だが、自分自身のコーディネートの腕がまだまだというのもある。

 腕が、といえば、清香に着せたブラウスの袖がいわゆる「萌え袖」になるくらいに長いのだが、何とか袖口から手を出して撮影した。このゴシック系のコーディネートだと、意図的な萌え袖は意味がないのだな。

Rhapsody in Blue④

 私が今使っている「Adobe Photoshop」(私はパソコンが使えないので、あくまでもAndroid版である)では様々な画像効果が使えるけど、今はなき「cameran」のフィルターも良かったなぁ。特に桜のフィルターが好きだったのだけど、アプリの復活は無理かなぁ…。「Photoshop」で「The 桜」なフィルターを使いたくても、それらしきフィルターはバラの花びらとも解釈出来るものなんだよね。

 この撮影セットは壁や床を銀色に塗装しているが、画像加工アプリの使い方次第では色合いの変化が面白い。我が家にはまだいくつか製作途中の撮影セット用のダンボール箱があるのだが、さすがに家の狭さの都合上、それ以上は箱を増やせない。リメイクしたい箱もあるし。

Rhapsody in Blue⑤

 何だか不思議なポーズだけど、人形写真撮影はポーズをとらせるのが難しいのだ。ドールスタンド抜きで人形を立たせるためには、壁や小道具(人形自身にとってはむしろ「大道具」か)にもたれかけさせる必要がある。私はなるべくならば、ドールスタンド抜きで人形の写真を撮りたいのね。

Rhapsody in Blue⑥

 清香はアルビノなので、眉も白い。文字通りの「白眉」だ。ちなみに、彼女の父・清隆もアルビノ魔法戦士なのだが、彼の人形もいずれは作りたい。


【DA PUMP - Rhapsody in Blue】