Avaloncity Dolls

私、「信頼出来ない語り手」明智紫苑の自作小説とカスタマイズドール中心の我楽多ブログです。

伊達男フォースタス

伊達男フォースタス①

 我がライフワーク『Avaloncity Stories』のメインヒーロー1号、フォースタス・チャオ(Faustus Shota Chao)の伊達男姿である。なぜ「メインヒーロー」が二人もいるのかは、要するに彼らのストーリー全体における重要性がほぼ互角だからだ。

 もう一人の「メインヒーロー」果心居士(すでに『恋愛栽培』に登場している)については、そのうち当ブログで扱うだろう。ちなみに、フォースタスとアスターティは、第一部・第二部・第三部では全くの同一人物ではなく「生まれ変わり」の関係だが、果心と緋奈は全パートで同一人物である。

 見かけからは想像がつかないかもしれないが、彼は第一部や第二部ではかなり壮絶な体験をする。第一部の彼は「始皇帝が最も恐れた男」なのだが、そんな彼が後に始皇帝を「育て直す」とは、思いも寄らない事態だった。

伊達男フォースタス②

 フォースタスが持っている本は、アゾンの旧サアラの付属品だったが、中には何も印刷されていない。まあ、コストがかかるし、わざわざ中身を印刷する必要もないね。

 初代フォースタス・チャオは、中国戦国時代の趙の武霊王の息子で、平原君趙勝の異母兄である。彼は母方の血筋により、生まれついての「仙人」なのだが、それゆえに秦の始皇帝との因縁がある。

 二代目フォースタスは、未来の植民惑星〈アヴァロン(Avalon)〉の売れっ子作家であり、人造人間〈バール(baal)〉であるメインヒロイン1号のアスターティ・フォーチュン(Astarte Fortune)の夫になり、第三部のいくつかの有力な氏族の祖先となる。

 そして、第三部のフォースタスは第二部のフォースタスの子孫であり、魔法戦士である。

伊達男フォースタス③

 着替えた途端、イケメン度が上がったな(笑)。我が家は特に、男性ドール服が不足している。フォースタスもこのコーディネートの前は、しばらく着たきりスズメだったのだ。

 このシャツとネクタイとパンツのセットは、アマゾンで購入したのだが、このパンツにはなぜかベルトループがなく、代わりにウエストに極細ゴム糸が通っており、それを結んでズリ落ちないようにした。そのうち、カナリヤかユザワヤなどの手芸店で、ベルトループの材料となる何かを買ってきて縫い付けたい。なしてベルトループを付けなかったんだ、このメーカーさんは?

 こういうコーディネートは、当人のイケメン度を引き上げる。ホント、買って良かった。座右の銘は「奇貨居くべし」…と、言いたいところだが、こちらの経済状況次第では、泣く泣くあきらめざるを得ない事態もある。ちなみに当人が抱えている本は、アゾンの旧サアラの付属品だった。

伊達男フォースタス④

 この撮影セットは、最初アマゾンで見つけたが、タイミングが合わず注文出来なかった。しかし、後に運良く楽天で見つけて購入出来た。これは組み立てと解体が簡単に出来るものであり、リバーシブル仕様だ。壁と床の表はこのようにカラフルだが、裏面はオフホワイト無地のものである。

 それで、シチュエーションに合わせて、壁と床を取り替えられたのだ。ただし、その後組み立て直しに苦労したので、「二度と解体なんぞするものか!」と腹を立てた私は、はめ込み部分に瞬間接着剤を注いで固めてしまった。私はさらに、この撮影セットを販売した工房さんの1/6和風ドールハウスも購入した。

伊達男フォースタス⑤

 かっこつけポーズ(笑)。ドールスタンド抜きで人形をうまく立たせるのは難しいのね。

 フォースタスの人形は、ボークスの1/6ドルフィー「NEO剛」の素体とヘッドを使っている。髪色がメッシュ状態なのは、元々植毛されていたのとは微妙に違う色のドールヘアを追加植毛したからだ。短髪キャラクターを作るのは難しいのね。

 短髪キャラクターを作るための方法の一つとして、レース編み用の糸を植えて刈り込むというのがある。アスターティを慕う「少女戦士」ヒルダ・マーズ(いずれ、当サイトでも紹介記事を載せるハズだ)に至っては、極細毛糸を植えて丸く刈り込んで「なんちゃってアフロヘア」にしているが、素人の私にはサラン樹脂のドールヘアをアフロにする技術がありません。

 撮影セットは、最初はアマゾンで目をつけていたものだが、楽天市場で注文したものである。壁の裏はオフホワイトで、リバーシブルで使える…と思ったが、解体と組み立て直しを繰り返すのが面倒になったので、カラフル水玉模様を写真通りに内側にしたまま、接合部分に瞬間接着剤を注いで固めた。

伊達男フォースタス⑥

 フォースタスのモデルは何人かいる。主に『ファイブスター物語』のレディオス・ソープ、『ああっ女神さまっ』の森里螢一、そしてアーサー王伝説のマーリンや『三国志演義』の趙雲だが、さらに第二部の売れっ子作家としてのフォースタスには、原田宗典氏や冲方丁氏などのイメージも入っているかもしれない。

 ちなみにフォースタスの中国語名は「趙翔(字は子鳳)」だが、趙雲(字は子龍)のパロディであるのが明らかだ。「趙翔」は元々はコーエーの『三國志Ⅲ』で新武将として登録したキャラクターだが、当時の彼は武力が低い軍師タイプだった。

 このフォースタスの人形は、25歳という設定(すなわち改訂版『ファウストの聖杯』終盤の時点)だが、良くも悪くも若々しい。女顔ヘッドではないのだが、横顔が少年性を感じさせる。外見的にも内面的にも、5歳若いアスターティとの年齢差は感じられない。まあ、おかげで対等な関係がうまくいくのだろうな。

伊達男フォースタス⑦

 どことなく、あどけなさを感じる横顔。第二部のフォースタスは、元々アスターティより10歳年上だったが、ツイッターなどで、年の差恋愛を扱うフィクションに対する批判をいくつか見かけたので、考え直した。それに、このフォースタスは外見的にも内面的にも若過ぎるので、アスターティとの年齢差は5歳違いに変更した。

 それゆえに、小説『ファウストの聖杯』並びに『Fortune』の改稿をするようになったのだが、この二人の年齢差以外にもいくつかの変更点がある。改訂作業を終えたら、メインサイトや各ブログや小説投稿サイトにドンドン投稿していく予定だが、「小説家になろう」には、あえて改稿前のヴァージョンも残しておく。

 この子の髪が微妙なメッシュ状態になっているのは、増毛用のドールヘアが元々植えられているのとはちょっと違う色だったからである。他にも同様の髪色になっているキャラクターとして、『ファウストの聖杯』『Fortune』に登場しているフォースティン・ゲイナーやサーシャ・スチュワートがいる。

伊達男フォースタス⑧

 この靴は多分、アゾンの製品だったハズである。そう思っていたが、実はボークスの製品だった。「WTG-BOYFRIENDS」の靴だ。これは女性キャラクタードールとアウトフィットのシリーズ「Who's That Girl?」の男性版だったのだが、今のボークスの1/6ドール部門がかなり縮小されているので、以前のようにはドール服を気軽に入手出来ない。

 アゾンもピュアニーモ対応型以外のドール服を入手しづらくなってしまったが、そのアゾンの新型ピュアニーモ「エモーション」ボディが気になる。今ある「フレクション」ボディよりもかなり使い勝手が良さそうだぞ。

伊達男フォースタス⑨

 少年よ大志を抱け。なんてね。

 今の1/6ドール界は、2000年代前半と比べるとずいぶんと寂しくなったが、それゆえに、ドール服やその他付属品を入手するのが難しくなっている。この靴はボークスの商品だが、赤い靴下はジェニーの付属品を無理やり履かせたものだった。

 ヤフオクやメルカリなどのネットオークション並びにフリーマーケットアプリで、良いなと思った商品を見つけたらお気に入り登録しておくが、実際に買えるかどうかは運次第だ。


【ORIGINAL LOVE - 接吻】

 セクシー&クール。

才子佳人

才子佳人①

 今日の記事は、我がライフワーク『Avaloncity Stories』のメインヒーロー&ヒロイン1号、フォースタス・チャオ(Faustus Chao)とアスターティ・フォーチュン(Astarte Fortune)の春らしいオシャレ画像集である。アスターティだけのコーディネート披露はすでに別の記事でしているが、今日は恋人たちの季節である。

 フォースタスだけのコーディネート披露はまた別の記事でやるが、メインヒーロー&ヒロインの関係性を示す記事を載せたいので、ね。これらツーショットは『Fortune』での二人のバンド活動のイメージ画像集だという事にしておこう。

 それにしても、フォースタスはアスターティより5歳年上なのに、外見的には年齢差が感じられない(精神年齢もそうかもしれない)。アスターティが大人っぽいとも、フォースタスが若々しいとも言えるのだが、アスターティは少なくとも15歳から35歳くらいまではこの容姿である。

才子佳人②

 フォースタスが持っている本は、アゾンの旧サアラの付属品だったが、中には何も書いていない。まあ、いちいち中身を印刷する必要はないか。コストがかかるし。『Avaloncity Stories』第二部は遠未来SFだが、今から数百年後の植民惑星アヴァロンにも紙の本はある。現代の紙よりもはるかに丈夫で長持ちする材質のハズだ。

 余談だが、私は『ファイブスター物語』のジョーカー太陽星団の住人たちは、実は地球人の子孫ではないのかと疑っている。まあ、あくまでも当てずっぽうの推測なのだが、地球と同じ度量衡を使っている辺りが怪しいのね。そもそも、地球の1メートルや1グラムとジョーカー星団の1メートルや1グラムが本当に同じなのかという疑問があるけども、わざわざオリジナルの度量衡を決めるのも面倒くさいよね。

 …と、私は思っていたが、逆に地球人がジョーカー人の子孫だという可能性が出てきた。そうすると、FSS世界の延長としての地球における進化論はどうなるのだろうか?

才子佳人③

 キスの直前、もしくは直後。こういう恋人同士らしいシチュエーションの写真を撮るのも萌えるねぇ。しかし、さすがに肌の露出度の高いラブシーンの写真を撮って掲載するのはまずいのね。ネット上で様々なドールサイトを漁ってみると、18禁ネタのものもあるのだが、私はあえてその方面には行かない。

 私は「小説家になろう」などの小説投稿サイトに掲載する自作小説では便宜上「R-15」タグを付けているが、私の力量では本格的な官能描写は出来ない。小説のジャンルで最も難しいジャンルは何かは色々と意見が分かれるだろうが、「官能小説が一番難しい」という意見もあるようだ。

 ちなみに、AS第二部の売れっ子作家としてのフォースタスは歴史小説をメインに執筆しているが、この時代には「サイエンス・フィクション」というジャンルは、よしながふみ氏の代表作の一つ『大奥』のような仮想歴史SFという形でしか残っていないようだ。

才子佳人④

 寄り添う二人。

才子佳人⑤

 全身像。二人揃って赤と黒を基調としたコーディネートだが、我ながら気に入っている。フォースタスの足下には愛犬メフィストがいるが、この子はミニチュアブルテリアの成犬としては小柄な方のようだ。下手すりゃ子犬並みの体格だろう。

 …要するに、人形に合わせた1/6サイズではないのね。失敬! 小説の中では平均的なミニチュアブルテリアの体格のハズです…多分。


【Santana - The Game Of Love ft. Michelle Branch (Official Video)】

 この世の春、恋の季節

Astarte The Diva

 我がライフワーク『Avaloncity Stories』のメインヒロイン1号、アスターティ・フォーチュン(Astarte Fortune)の売れっ子ミュージシャンとしての勇姿(艶姿?)である。このコーディネートは、ボークスアゾン、セキグチ(モモコドール)などのアイテムを組み合わせたものだが、いわゆるロリータパンクだろう。

 アスターティは、『Avaloncity Stories』第二部では人造人間〈バール(baal)〉として造られた存在である。同じ人工子宮から生み出された上に、遺伝子上でも「実の弟」であるアスタロス(Astaroth)は、彼女より2歳下だが、この二人はまるで双子のように似ている。要するに、アスタロスの顔=スッピンのアスターティだと仮定しても良い。

 ちなみに、アスターティの誕生日は7月7日だが、それはこの人形が完成した日でもある。もちろん、この日に合わせて完成させたのだが、「星の女神」「天界の女王」の名を持つ「女神」にふさわしい日として、この日を選んだ。  第一部のアスターティは、魔術師マーリンと〈海の娘〉との間に生まれた娘であり、初代フォースタスとの「融合」によって不老不死を得た。第三部のアスターティは出自不明の魔法戦士で、アヴァロン帝国の宰相オースリン・フォーチュンの養女だが、実は第二部のアスターティのクローンである。そもそも、第二部のアスターティ自身が、アヴァロン連邦初代大統領アーサー・フォーチュンの妻エスター(愛称はナナ)のクローンなのだ。さらには、エスターもまた…。 

Astarte The Diva①

 1/6サイズのギターを持たせたが、この娘にはちょっと大き過ぎた。そのうち、このギターを果心に持たせた写真を撮って公開するかもしれないが、予定は未定なのは言うまでもない。  ちなみに、果心(すでに『恋愛栽培』に登場している)がスタジオミュージシャンとして働くようになったのは、1970年代以降である。仙人(アガルタの精霊)である彼は、何度も戸籍を塗り替え、ミュージシャンとしての実績を積み重ねてきたが、普通の人は彼が何者か知らないし、知られてはならない。 

Astarte The Diva②

 このマイクスタンドはアマゾンで注文したものだが、マイク本体はずいぶんと太いので、アスターティの手に持たすのは難しい。まあ、どうせスタンドに取り付けた状態でしか撮影しないけどね。

 現時点では、ライヴシーンをイメージした写真を撮るのは難しいが、プロモーションビデオの一場面というシチュエーションを撮るのなら出来るだろう。しかし、屋外ロケは色々と危険だからできないのね。 

Astarte The Diva③

 全身像。やはり、ギターは大きい。微妙な大きさが重そうに見える。某社から出ている某アニメヒロインたちのお人形の付属品のギターならば釣り合うだろうか? しかし、あちらは多分25cmサイズで、こちらは27cm程度と、微妙な違いがあるので、かえって帯に短しタスキに長しかもしれない。

 前述の通り、このコーディネートは、アゾン、セキグチ(モモコドール)、ボークスなどの商品を組み合わせている。第二部のアスターティのステージ衣装は、KERA系のコーディネートが多いようだが、プライベートでのオシャレは、必ずしもKERA系/原宿系とは限らない。ただ、我が家の「Avaloncity Dolls」のほとんどは、着せ替え人形としての汎用性が低い。まあ、キャラクタードールとしての性質の強さゆえに仕方ないが、何とか似合う服やその他付属品を集めたいものである。

 余談だが、『ファイブスター物語』13巻でニナリスがS型ファティマスーツを着せられていたのは、1/6ドールに例えるなら、リカちゃん用のミニワンピースを無理やりモモコドールに着せるようなものである(モモコは、27cmドールとしてはかなり細身なので、横幅はリカちゃんとそんなに大した差はないのね)。悪徳マスターに恥をさらされたパワハラモラハラ被害者、実に気の毒だ。 

Astarte The Diva④

 ミュージシャンとしてのアスターティは、ロックバンドで使われるたいていの楽器を演奏出来る。ギター、ベース、ドラムス、キーボードさえあれば、自分一人でアルバム一つ作れるほどだが、よくよく考えてみると、現在の地球でもDTM(デスクトップミュージック)として、一人で楽曲を作れる人はいるんだよな。彼女はライヴではギターを弾きながら歌うが、そもそも、普通のロックバンドで使われる楽器はたいてい演奏出来るマルチプレイヤーなのだ。それで、スタジオ収録では、自分一人だけの演奏で楽曲を仕上げるのも十分可能だが、彼女のバックミュージシャンたちへの信頼は厚い。

 しかし、『Fortune』終盤近くで、彼女のバックバンドとバックダンサーたちは大災害で全滅している。彼女がそれ以降、他の歌手やバンドへの楽曲提供やプロデュースを仕事の中心にしたのは、彼女の正体が全世界に知られたからだけではなく、亡き同志たちへの敬意あってのものでもある。

 この娘の歌声のイメージにぴったりな実在女性歌手は誰なのか、想像がつかない。透明感と力強さを合わせ持つ、稀有な歌声と高い歌唱力の持ち主で、様々なジャンルの楽曲を歌いこなせる逸材とは、実在アーティストだと誰に相当するのか、見当もつかない。宇多田ヒカルも、椎名林檎も、BONNIE PINKMISIAも違うし、うーん。思い浮かばない。

 むしろ、国外アーティストで彼女の歌声のイメージに当てはまる人がいるのかもしれない。しかし、国内アーティストでも、知る人ぞ知る「This Time」の女性ヴォーカリストさん(ただし、脱退してソロ活動しているらしい)の歌声なら、アスターティの歌声のイメージに当てはまりそうな気もするが…。 

Astarte The Diva⑤

 気分は名プロデューサー? そう、彼女は『ファウストの聖杯』の時点で、すでに他の歌手やロックバンドのプロデュースを手掛けられるだけの能力は十分あるのだ。彼女は後に、バールたちのアイドルユニットのプロデュースをする事になるが、そのアイドルユニットメンバーたちのドール化もしたい。

 だけど、そうすると我が家の「アヴァロンシティ・ドールズ」の男女比が余計に偏ってしまう。もっと、男性キャラクターの割合を増やしたいのね。しかも、量産型の若いイケメンばかりでなくてね。私は、BLや乙女ゲームやその他オタクコンテンツなどに出てくるような量産型イケメンには興味はないのだ。

 第二部のアスターティは前述の通り、ある時点からはミュージシャンとしては裏方に徹するようになる。すなわち、他の歌手への楽曲提供並びにプロデュースだが、しかし、その頃はアヴァロン連邦という国家自体が「終わりの始まり」を迎えていた。そして、アスターティとフォースタスの5人の子供たちの子孫は、その後、惑星アヴァロン各地に散らばっていく。『Avaloncity Stories』第三部では、彼らの血筋の者たちが歴史上の重要人物になっていく。 

Astarte The Diva⑥

 ゴツい、パンキッシュブーツ。こういうロリータ・パンク系コーディネートだからこそ、使えるアイテムだ。ただ、「普段使い」のアイテムもある程度はほしい。小説の挿絵として使う写真を撮るためにも、色々と必要だ。

 このゴツいパンキッシュなブーツもお気に入り。メーカー名は覚えていないが、アマゾンで購入したものだ。しかし、私は楽天でなかなか「グッドだねぇ」なお店を見つけたので、これからそちらにお世話になる機会が増えるだろう。 

Astarte The Diva⑦

 アスターティのステージ衣装は、いわゆるKERA系(原宿系)のコーディネートが多いが、さすがにジャケット写真などの撮影では、色々なジャンルの衣装を着る。彼女はアヴァロン連邦のショービジネス界では、ファッションリーダーの一人だと見なされる、という設定だが、そんなアスターティ以前にファッションリーダーとして君臨していたのが、ロクシーことロクサーヌ・ゴールド・ダイアモンドだ。

 そのロクシーのドール化は現時点では未定である。 

Astarte The Diva⑧

 このキーボードは、元々は初音ミクのアクションフィギュアの付属品だった。他にも1/6サイズのベースやドラムセットがあるので、ロックバンド全員集合なんて状況の写真も撮りたいのだが、肝心のセットがない。ましてや、1/6サイズのミニチュアグランドピアノを入手出来たとしても、撮影場所を確保出来ない。ある程度広い部屋を分譲マンションの一室として買いたくても、現実の私にはそのような経済力はない。近所にちょうど良い物件があるけど、ジャンボ宝くじで3億円くらい当てないと無理だな。

 我が家にある撮影セットで一番大きな箱(ホームセンターで購入した段ボール箱で作ったもの)でも、狭い。この撮影セットは段ボール箱で作ったものだが、壁や床一面にある造花は、100円ショップで購入したものをグルーガンでペタペタと貼り付けている。 

Astarte The Diva⑨

  女神/歌姫 ディーヴァ の微笑み。アスターティの星型ピアスは、元々は人間用のものであり、近所のイオンにあったテナントのブティックで購入したものだ。このピアスと同型のものを身に着けているキャラクターとして、 松永緋奈 まつなが ひな 緋月 ひづき 姉妹やゴールディ・ベル(コヨルシャウキ)がいる。いずれもヒロイン級の人物だ。

 特に緋奈は、メインヒロイン2号という最大級の重要人物なのだが、彼女とパートナーの果心居士の記事は、そのうち当ブログに掲載する。 

Astarte The Diva⑩

 全身像。赤と黒を基調にしたコーディネートが我ながら気に入っている。ただ、彼女も私のキャラクタードールの例にも漏れず、着せ替え人形としての汎用性は高くないだろう。さらに、仮にヤフオクなどのネットオークションで、私が顔を描いたドールヘッドを出品しても、多分落札してくださる奇特な御仁はいないだろう。 『ファウストの聖杯』並びに『Fortune』は、その気になれば、いくらでもスピンオフを書けるだけの余地がある。行方不明になったゴールディやアスタロスがどうなったか? 他にも色々あるが、まずは今書きかけている小説を完成させるのが先である。

 まあ、予定は未定ですけどね。


【Janet Jackson - Escapade (Official Music Video)】

 かわいい音作りの編曲がいいね。

Black Angel

Black Angel①

 以前の記事で 蓮華院清香 れんげいん さやか に着せた服をフォースティン・ゲイナーにも着せてみた。ただし、以前の清香のコーディネートとの違いとして、サイハイソックスをはかせている。しかし、この写真ではいわゆる「絶対領域」が見えないので、タイツをはいているのと変わらないように見える。ブラウスの袖はフォースティンにとってもちょっと長いので、結果的に「萌え袖」になっている。

 …ん? このボタン、この合わせ目は元々男性用? オビツのスリムメンズ素体用だったのか? ならば、女性型ボディには袖が長過ぎるのも納得出来る。しかし、意図的に右前(注.「右前」「左前」の「前」とは「先」と言う意味。つまり、右前は右を先に合わせ、左前は左を先に合わせる着方を指す)にした婦人服もあるようだし、結局はどうなのか?

 人形本来は、今まで頭を付けていたボークスNEO-EB素体が壊れたので(いわゆる「腰斬」状態)、モモコドール素体に頭を付け替えた。それゆえに、フォースティンはだいぶ体型が変わった。まあ、本人のキャラクターイメージにはより一層似合うし、着せ替えしやすくなったからいいが、他にも色々と黄変などの問題があるキャラクターたちがいるので、徐々に素体を交換していきたい。

 現在、ボークスNEO-EBは廃番になっているが、願わくばよりクオリティーの高い1/6サイズ素体を発売してもらいたい。オビツやモモコドールやアゾンピュアニーモ素体だけでは不十分なのだ。私がアスターティ・フォーチュンに使っている素体は、ボークスのビューティーB素体の膝から下をNEO-EBのものと交換しているのだが、それによって正座出来るのみならず、脚が長くなったので、理想的な素体になっている。

Black Angel②

 ボークスNEO-EBやオビツ27cm女性型ボディも確かに美脚だが、モモコドールもかなりの美脚である。『ファイブスター物語』(以下、FSS)のエストはモモコドールとしてドール化されているが、確かにモモコ素体でなければ、ファティマのドール化は無理だろう。人間の騎士であるクリスティン・Vもモモコドールになっているが、貧乏人の私には手出し出来ない値段だった。

 フォースティンの脚にはタイツではなくサイハイソックスをはかせているので、いわゆる「絶対領域」がわずかに見える。そういえば、『ウマ娘』のサトノクラウンの勝負服って、ノースリーブと長手袋の組み合わせなんだな。FSSのオデットとオディールの「アシリア・セパレート」ファティマスーツも同様にノースリーブと長手袋の組み合わせなのだが、この「上半身の絶対領域」に萌える人は少なからずいそうだな。

 ピクシブには、FSSの登場人物「ではない」キャラクターにFSSの「プラスチックスタイル」風の衣装を着せたイラストの投稿がいくつかあるが、ウマ娘たちの勝負服を「プラスチックスタイル」風にアレンジするという二次創作イラストもあっても良さそうだ(ただし、体型次第では似合わないキャラクターたちもいる)。さらに、『ウマ娘』とは関係ない馬や人物のウマ娘化というネタもあるが、同様にFSSの登場人物ではないキャラクターの「ファティマ化」イラストもあっても良さそうだな。それこそ、ウマ娘のファティマ化とファティマのウマ娘化の双方ね。

Black Angel③

 やはり、清香とフォースティンは雰囲気が似ているね。しかし、フォースティンの髪色は、植毛当時に比べてだいぶ変わって(濃くなって)いる。昔の彼女の髪色は、現在の清香の髪色に近かったが、その清香の髪色も製作当時に比べてだいぶ黄変している。本来の清香は白髪だったのだ。

 それを言うなら、アスターティの髪色も同様なのだが、その黄変対策として、普段は不透明なケースに収納しておく必要がある。しかし、もっと早く気づけていたら良かったのだけどなぁ。私がいわゆる「ドール沼」にハマるようになった当初は携帯電話を持っておらず、それゆえにインターネットを使えなかったので、人形関係の買い物や作業は紙の本を参考にした手探りだった。

Black Angel④

 どのようなポーズにするか、色々と迷うのね。それにしても、フォースティンの髪色は変わりすぎである。なして私は早い時期に「人形を箱に保管すべき」だと気づかなかったのだろうか? 彼女たちオリジナルキャラクターたちの「親」として情けない事態である。

Black Angel⑤

 彼女は『Avaloncity Stories』第二部の登場人物だが、第一部や第三部に属する小説の登場人物になる可能性はある。もちろん、予定は未定。

Black Angel⑥

 こういうゴシック系コーディネートは細身の素体に似合う。前述の通り、私はこのブラウスを「まさか紳士服?」かと思ったが、元々婦人服である可能性が高い大きさだ(アゾンの商品ではあったハズ…)。オビツのスリムメンズ素体に着せたらピチピチになりそうな気がする。

 前述の通り、現在のフォースティンにはモモコドール素体を使っているが、この細身の体型ならば確かに、FSSのファティマをモデルにした人形を作っても違和感がない。そういえば、『ウマ娘』のシーザリオの身長とスリーサイズって、ほとんどL型ファティマみたいな体型だね。


【相川七瀬 - BLACK ANGEL】

Rhapsody in Blue

Rhapsody in Blue①

 私は去年メルカリで購入した「モモリータジェニー」の服を、自作キャラクタードールに着せてみた。ただし、黒のバルーンスカートだけである。ブラウスはアゾンの商品で、靴はモモコドールのものだったが、靴下はどこの商品だったのかは覚えていない。

 最初はこのコーディネートの写真をフォースティン・ゲイナーで撮影しようとしていたが、服を着せている途中で素体が壊れてしまったので、急遽、 蓮華院清香 れんげいん さやか に変更した。とりあえず、フォースティンの素体を買い替えたい。まあ、かなり黄変しているので、潮時だったと言えるのかもしれない。ボークス様、新しい1/6サイズ素体を出してください(泣)。

 まあ、ユニバーサルプーヤンさんの「ストリームボディ」の肌の色が合うなら、そちらを購入して合わせたいのね。オビツの27cm素体でも良いのだが、ボークスさんのNEO-EBの色白肌版が廃番になってしまったのが残念だった。しかし、より改良された新素体を出してくれれば、あたしゃ嬉しいのね。新たに素体を付け替えるのは、体型の変化が問題だけど、「人形は顔が命」というCMがあったし、人形のアイデンティティは顔(頭部)にこそあるのだ。

Rhapsody in Blue②

 清香は『Avaloncity Stories』の第三部の登場人物の一人である。彼女は第二部に属する小説『Fortune』の終盤に登場しているが、彼女と3代目アスターティが生きている時代は2代目アスターティが生きていた頃から少なくとも3000年は経っている。それゆえに、現代的なファッションで登場する人物は多分少ない。アスターティと清香が少女時代を育った大国 泰夏 タイシャ は古代中国をイメージした国であり、国民の服装はだいたい漢服に準じる形状である。

 この写真ではいかにも学生さんらしい格好だが(まあ、制服系のコーディネートではないが)、清香はアスターティを追って、〈緑の大陸〉西方の大国アヴァロン帝国の最高学府であるアヴァロン大学に入学する。彼女はアスターティと同じく「魔法戦士」の卵なのだが、身体が弱いので、武芸は不得意である。その「魔法戦士」とは、他ならぬ第二部において人造人間〈バール〉たちが普通の人間との「再融合」を果たした末の子孫たちなのだ。

Rhapsody in Blue③

 今はまだ冬なので、あえて寒々とした色合いに画像を加工している。デニム生地を思わせる、青を基調とした色合いだ。私は色々な意味で春が待ち遠しいけど、そんな私の人形写真撮影の時期は偏っている。冬用の人形服が少なくないのが主な理由だが、自分自身のコーディネートの腕がまだまだというのもある。

 腕が、といえば、清香に着せたブラウスの袖がいわゆる「萌え袖」になるくらいに長いのだが、何とか袖口から手を出して撮影した。このゴシック系のコーディネートだと、意図的な萌え袖は意味がないのだな。

Rhapsody in Blue④

 私が今使っている「Adobe Photoshop」(私はパソコンが使えないので、あくまでもAndroid版である)では様々な画像効果が使えるけど、今はなき「cameran」のフィルターも良かったなぁ。特に桜のフィルターが好きだったのだけど、アプリの復活は無理かなぁ…。「Photoshop」で「The 桜」なフィルターを使いたくても、それらしきフィルターはバラの花びらとも解釈出来るものなんだよね。

 この撮影セットは壁や床を銀色に塗装しているが、画像加工アプリの使い方次第では色合いの変化が面白い。我が家にはまだいくつか製作途中の撮影セット用のダンボール箱があるのだが、さすがに家の狭さの都合上、それ以上は箱を増やせない。リメイクしたい箱もあるし。

Rhapsody in Blue⑤

 何だか不思議なポーズだけど、人形写真撮影はポーズをとらせるのが難しいのだ。ドールスタンド抜きで人形を立たせるためには、壁や小道具(人形自身にとってはむしろ「大道具」か)にもたれかけさせる必要がある。私はなるべくならば、ドールスタンド抜きで人形の写真を撮りたいのね。

Rhapsody in Blue⑥

 清香はアルビノなので、眉も白い。文字通りの「白眉」だ。ちなみに、彼女の父・清隆もアルビノ魔法戦士なのだが、彼の人形もいずれは作りたい。


【DA PUMP - Rhapsody in Blue】

King & Queen

King & Queen①

 当ブログでは久しぶりにオリジナルキャラクタードールの写真を披露する。我が『Avaloncity Stories』の「King & Queen」、フォースタス・チャオとアスターティ・フォーチュンである。フォースタスはメインブログのこの記事(注.そのうち当ブログに転載する予定です)のコーディネートにパラボックスで購入した変形ベストを付け足しているが、アスターティのコーディネートは〈あちゃちゅむ〉モモコドールのブラウスや靴下にボークス『Who's That Girl?』(以下、WTG)などのアイテムを組み合わせたものである。

 本来ならば、アスターティにはWTGのゴシック系デザインのベストを着せるつもりだったが、WTGの〈カナ〉と〈まみ〉に使われているビューティーS素体はモモコドールと同じくらいの細身であり、アスターティに使用しているビューティーB素体はS素体より肩幅が広いので、問題のベストを着せられなかった。私は「他に良いアウターはないのか?」とあせり、衣装箱を漁ってみたら、黒いジェニー用コートを見つけたので、苦肉の策として着せてみた。

 結果的に、本来の構想よりもカジュアルな仕上がりになったが、とりあえず、違和感がないので良かった。

King & Queen②

 当記事の一連の写真は季節感が曖昧な仕上がりになっているが、夏だとこういうコーディネートにはしないハズだ。それはさておき、この写真はやたらと遠近感があるのだが、もちろん互いにそんなに離れてはいない。複数の人形を並べて写真を撮るのは、実に難しい。同じ1/6サイズのお人形でも、頭の大きさの違いがあるからね。

 モモコドールとリカちゃん・ジェニー系着せ替え人形を並べて撮影するのは、色々と厳しい。モモコと他メーカーの人形を並べて撮影するなら、〈杏〉やWTG〈カナ〉と〈まみ〉のように頭の大きさが近いものが望ましい(余談だが、杏の横顔はモモコに似ている)。逆に言えば、リカちゃん・ジェニー系の着せ替え人形は、同様の系統の人形と並べて撮影するのが望ましいのだ。現在我が家にいるジェニー系着せ替え人形は〈モモリータジェニー〉と再植毛シオンくらいである。

 いわゆる「ガールズバンド」という設定の集合写真を撮りたいが、そのような事態にこそ、それぞれの頭の大きさを釣り合わせる必要があるのだ。ジェニー系であれば、新たに〈たまき〉や〈サヤカ〉をお迎えしたいのね。

King & Queen③

 いわゆるペアルックではないが、赤と黒を基調にしたコーディネートであるのは同じだ。しかし、アスターティの格好が外出着らしいのに対して、フォースタスの格好は何だかステージ衣装のようである。シャツやズボンはパンク系だけど、変形ベストはヴィジュアル系ミュージシャンの衣装にありそうな気がする。

King & Queen④

 酒とバラの日々…という言葉が似合うような画像効果だが、フォースタスとアスターティは下戸だし、いわゆる「英雄色を好む」タイプではない。ちなみに私はあくまでも、フィクションの中の登場人物としての「英雄色を好む」キャラクターは好きだが、それはあくまでも「フィクションだからこそ魅力的」だからなのである。例えば、『ファイブスター物語』の剣聖ダグラス・カイエンが典型例だろう。『蒼天航路』の曹操は、史実の時点でそういう人物像であるのだが、まあ、昔の人だから仕方ないと言わざるを得ない。

 現代の有名人が「英雄色を好む」を気取るのは、むしろ滑稽で痛々しいと、私は思う。それよりも、たった一人の相手を一途に大切にするという状況の方が、私にとっては「萌え」シチュエーションなのだ(いわゆる「ハーレム系」フィクションは基本的に苦手である)。あ、ゴールドシップのような種牡馬はさすがに例外ね。彼はまさしく「英雄色を好む」と呼ぶにふさわしい魅力的なお馬さんだ。仮にゴルシちゃんが人間の男性だったら、まさしく『蒼天航路曹操やカイエンみたいなキャラクターになるだろう。

King & Queen⑤

 私はフォースタスの髪型の表現に苦労した。より自然な襟足になるように追加植毛をしたのだが、買い足したドールヘアの色が微妙に違っていたので、それをごまかすための「メッシュ植毛」をした。それで、髪の毛の量が多くなっている。

King & Queen⑥

 フォースタスの素体は黄変しているので、肌の露出度が高い格好での撮影は避けたい。私自身の人形の管理が悪かったのだが、現在はほとんどの人形を全裸で箱にしまっている。それに使うために買いためているのが無印良品の「自立収納できるキャリーケース・A4用・ホワイトグレー」なのだが、これはあるドールブロガーさんの記事で知ったものだ。もっと早く知っていれば良かったのね。

 とりあえず、現時点ではアマゾンで購入したギフト用紙箱の底に梱包材を敷いたものに人形を収納しているが、そのうち上記のケースに移し替えるつもりである。

King & Queen⑦

 もう一組の「King & Queen」、果心居士と松永緋奈の写真も撮りたいのだが、まだまだ衣装が足りないので難しい。特に、果心はボークスのNEO-GUY素体使用というマッチョ体型なので、服を調達するのが困難なのだ。男性ドール用のものなら、靴も足りない。

King & Queen⑧

 愛だねぇ。この二人の生みの親である私にとっても、幸せであってほしい二人。

King & Queen⑨

 フォースタスとアスターティは5歳の年の差があるのだが、色々な意味で同年代に見える。フォースタスが若々しいのか、アスターティが大人っぽいのか?

 私は当初、『Avaloncity Stories』第二部のこの二人の年の差を10歳ほどにしていたのだが、現在の日本社会では「愛さえあれば年の差なんて」という恋愛観に対して嫌悪感を抱く人たちが目立つようになったので、私自身、この二人の年の差を見直すようになった。そもそも、そこまで年の差を広げる必要はないし、だからといって同年代にするのも無理がある関係性なので、ギリギリの妥協点として5歳差に設定変更した。

 年の差といえば、『シュトヘル』のシュトヘルとユルールや『ゴールデンカムイ』の杉元とアシㇼパがいるけど、『シュトヘル』の二人や『金カム』の二人が最終的にいわゆる「男女の仲」になったのかは不明である。『シュトヘル』の二人は最終的に恋愛関係になっても良いが、杉元とアシㇼパは「性差を超えた友情」で結びついた関係性だと、私は思いたい。私は男女間の友情を頭ごなしに全否定する人たちは苦手なのだが、それを言うなら、本当に「性差を超えた愛」だと言えるのは同性愛ではなく異性愛の方なんだよね。

King & Queen⑩

 全身像。フォースタスはパンク風味で、アスターティは甘辛コーデになっている。緋奈とアスターティは多分、ヴィヴィアン・ウエストウッドの「アーマーリング」や「ラブジャケット」が似合う。


【布袋寅泰 - King & Queen】

アスタロスの冬

 久しぶりにキャラクタードール画像の記事を投稿するが、今回は以前紹介した「ハル」より前に製作した男性キャラクタードールである。まあ、女性キャラクターに比べて衣装が少ないから、撮影しづらいというのがあるが、そもそも、今の我が家は男性キャラクタードール自体が少ない。

 今日のモデルは、アスターティ・フォーチュンの弟アスタロス(マンフレッド・フォーチュン)だ。

アスタロスの冬①

 姉アスターティが「夏女」なのに対して、弟アスタロスは「冬男」だ。ちなみに北海道の冬は、わざわざ傘を差す必要はない(帽子をかぶるだけで十分な)雪質だが、しかし、現在は傘を差す人もチラホラいる。

 アスタロス君…帽子かぶらなくていいの?

アスタロスの冬②

 冬の散歩道。この衣装はアマゾンで注文して買ったものだが、男性ドール服を集めるのは色々と難しい。特に、アスタロスに使っているオビツのスリムメンズボディは、ミリタリー系のアクションフィギュアに比べて細身なので、ネット通販でもなかなか合う服がない。

 ボークスの、今は廃番になった1/6少年ボディならば、女性ドール服を着せるという手があるが、女性ボディも体型が様々なので、やはり難しい事には変わりない。子供体型のミニボディならば、リカちゃんの服を着せられるけど、成人の身長の素体だと、体型の違いが色々とあるので、きちんと確認すべきである。

 これまた、ボークスの廃番になった「Whos That Girl?」(以下、WTG)の人形は、大体セキグチのモモコドールと同じくらいの細身体型なので、WTGの服がピッタリだ。WTG、復活してほしいね。

アスタロスの冬③

 雪の中で童心に帰る。もう子供ではないけど、子供は風の子、元気な子。

 アスタロスは悪魔の名を持つ青年だが、その人柄はむしろ天使を思わせる。

アスタロスの冬④

 冬は暖かい季節に比べて「カラフルではない」という印象が強いが、アスタロスはそんな冬にこそ「色彩」を見出す。当人の首から下がっている双眼鏡は、ただ何となく下げているだけだが、せっかくだから双眼鏡がらみのエピソードを設定しようかな?

 アスターティは写真撮影が趣味だが、アスタロスも同様らしい。

アスタロスの冬⑤

 アヴァロンシティは一年中眠らない街、冬も虹色の空気がある。アスタロスは夜遊びの習慣はないが、それでも街の活気に心が躍る。

アスタロスの冬⑥

 気温は低くても、心は温かい。こんな日は温かい食べ物で和みたい。ちなみに、彼も義兄フォースタス・チャオと同じく、アガルタのフォースタス・マツナガ博士から料理のイロハを叩き込まれている。好物の一つである鶏肉と白菜のクリームシチューは、マツナガ博士から教わった料理の一つである。

「とりあえず、うまいもんでも食って気晴らししろ」とは、博士の決め台詞だが、そんな博士は「食」に対する冒涜を許さない。

アスタロスの冬⑦

 ゆく年くる年。アヴァロンシティはこれから新年を迎える。

アスタロスの冬⑧

 それでは、良いお年を!


【Simon & Garfunkel - A Hazy Shade of Winter (Audio)】

 現代の音楽界で「楽聖」といえば、クラシック音楽界ではなくポピュラー音楽界にこそいるのかもしれない。例えば、ポール・マッカートニースティーヴィー・ワンダーポール・サイモン辺りが該当するだろう。

 日本の演歌という音楽ジャンルの衰退は「音楽性」と「歌詞の世界観」の硬直化によるものだが、クラシック音楽の人気の低下の理由は何だろうか? この辺に関しては誰かが「前衛的な現代音楽がリスナーを遠ざけた」と言っていたね。