Avaloncity Dolls

私、「信頼出来ない語り手」明智紫苑の自作小説とカスタマイズドール中心の我楽多ブログです。

Astarte The Diva

 我がライフワーク『Avaloncity Stories』のメインヒロイン1号、アスターティ・フォーチュン(Astarte Fortune)の売れっ子ミュージシャンとしての勇姿(艶姿?)である。このコーディネートは、ボークスアゾン、セキグチ(モモコドール)などのアイテムを組み合わせたものだが、いわゆるロリータパンクだろう。

 アスターティは、『Avaloncity Stories』第二部では人造人間〈バール(baal)〉として造られた存在である。同じ人工子宮から生み出された上に、遺伝子上でも「実の弟」であるアスタロス(Astaroth)は、彼女より2歳下だが、この二人はまるで双子のように似ている。要するに、アスタロスの顔=スッピンのアスターティだと仮定しても良い。

 ちなみに、アスターティの誕生日は7月7日だが、それはこの人形が完成した日でもある。もちろん、この日に合わせて完成させたのだが、「星の女神」「天界の女王」の名を持つ「女神」にふさわしい日として、この日を選んだ。  第一部のアスターティは、魔術師マーリンと〈海の娘〉との間に生まれた娘であり、初代フォースタスとの「融合」によって不老不死を得た。第三部のアスターティは出自不明の魔法戦士で、アヴァロン帝国の宰相オースリン・フォーチュンの養女だが、実は第二部のアスターティのクローンである。そもそも、第二部のアスターティ自身が、アヴァロン連邦初代大統領アーサー・フォーチュンの妻エスター(愛称はナナ)のクローンなのだ。さらには、エスターもまた…。 

Astarte The Diva①

 1/6サイズのギターを持たせたが、この娘にはちょっと大き過ぎた。そのうち、このギターを果心に持たせた写真を撮って公開するかもしれないが、予定は未定なのは言うまでもない。  ちなみに、果心(すでに『恋愛栽培』に登場している)がスタジオミュージシャンとして働くようになったのは、1970年代以降である。仙人(アガルタの精霊)である彼は、何度も戸籍を塗り替え、ミュージシャンとしての実績を積み重ねてきたが、普通の人は彼が何者か知らないし、知られてはならない。 

Astarte The Diva②

 このマイクスタンドはアマゾンで注文したものだが、マイク本体はずいぶんと太いので、アスターティの手に持たすのは難しい。まあ、どうせスタンドに取り付けた状態でしか撮影しないけどね。

 現時点では、ライヴシーンをイメージした写真を撮るのは難しいが、プロモーションビデオの一場面というシチュエーションを撮るのなら出来るだろう。しかし、屋外ロケは色々と危険だからできないのね。 

Astarte The Diva③

 全身像。やはり、ギターは大きい。微妙な大きさが重そうに見える。某社から出ている某アニメヒロインたちのお人形の付属品のギターならば釣り合うだろうか? しかし、あちらは多分25cmサイズで、こちらは27cm程度と、微妙な違いがあるので、かえって帯に短しタスキに長しかもしれない。

 前述の通り、このコーディネートは、アゾン、セキグチ(モモコドール)、ボークスなどの商品を組み合わせている。第二部のアスターティのステージ衣装は、KERA系のコーディネートが多いようだが、プライベートでのオシャレは、必ずしもKERA系/原宿系とは限らない。ただ、我が家の「Avaloncity Dolls」のほとんどは、着せ替え人形としての汎用性が低い。まあ、キャラクタードールとしての性質の強さゆえに仕方ないが、何とか似合う服やその他付属品を集めたいものである。

 余談だが、『ファイブスター物語』13巻でニナリスがS型ファティマスーツを着せられていたのは、1/6ドールに例えるなら、リカちゃん用のミニワンピースを無理やりモモコドールに着せるようなものである(モモコは、27cmドールとしてはかなり細身なので、横幅はリカちゃんとそんなに大した差はないのね)。悪徳マスターに恥をさらされたパワハラモラハラ被害者、実に気の毒だ。 

Astarte The Diva④

 ミュージシャンとしてのアスターティは、ロックバンドで使われるたいていの楽器を演奏出来る。ギター、ベース、ドラムス、キーボードさえあれば、自分一人でアルバム一つ作れるほどだが、よくよく考えてみると、現在の地球でもDTM(デスクトップミュージック)として、一人で楽曲を作れる人はいるんだよな。彼女はライヴではギターを弾きながら歌うが、そもそも、普通のロックバンドで使われる楽器はたいてい演奏出来るマルチプレイヤーなのだ。それで、スタジオ収録では、自分一人だけの演奏で楽曲を仕上げるのも十分可能だが、彼女のバックミュージシャンたちへの信頼は厚い。

 しかし、『Fortune』終盤近くで、彼女のバックバンドとバックダンサーたちは大災害で全滅している。彼女がそれ以降、他の歌手やバンドへの楽曲提供やプロデュースを仕事の中心にしたのは、彼女の正体が全世界に知られたからだけではなく、亡き同志たちへの敬意あってのものでもある。

 この娘の歌声のイメージにぴったりな実在女性歌手は誰なのか、想像がつかない。透明感と力強さを合わせ持つ、稀有な歌声と高い歌唱力の持ち主で、様々なジャンルの楽曲を歌いこなせる逸材とは、実在アーティストだと誰に相当するのか、見当もつかない。宇多田ヒカルも、椎名林檎も、BONNIE PINKMISIAも違うし、うーん。思い浮かばない。

 むしろ、国外アーティストで彼女の歌声のイメージに当てはまる人がいるのかもしれない。しかし、国内アーティストでも、知る人ぞ知る「This Time」の女性ヴォーカリストさん(ただし、脱退してソロ活動しているらしい)の歌声なら、アスターティの歌声のイメージに当てはまりそうな気もするが…。 

Astarte The Diva⑤

 気分は名プロデューサー? そう、彼女は『ファウストの聖杯』の時点で、すでに他の歌手やロックバンドのプロデュースを手掛けられるだけの能力は十分あるのだ。彼女は後に、バールたちのアイドルユニットのプロデュースをする事になるが、そのアイドルユニットメンバーたちのドール化もしたい。

 だけど、そうすると我が家の「アヴァロンシティ・ドールズ」の男女比が余計に偏ってしまう。もっと、男性キャラクターの割合を増やしたいのね。しかも、量産型の若いイケメンばかりでなくてね。私は、BLや乙女ゲームやその他オタクコンテンツなどに出てくるような量産型イケメンには興味はないのだ。

 第二部のアスターティは前述の通り、ある時点からはミュージシャンとしては裏方に徹するようになる。すなわち、他の歌手への楽曲提供並びにプロデュースだが、しかし、その頃はアヴァロン連邦という国家自体が「終わりの始まり」を迎えていた。そして、アスターティとフォースタスの5人の子供たちの子孫は、その後、惑星アヴァロン各地に散らばっていく。『Avaloncity Stories』第三部では、彼らの血筋の者たちが歴史上の重要人物になっていく。 

Astarte The Diva⑥

 ゴツい、パンキッシュブーツ。こういうロリータ・パンク系コーディネートだからこそ、使えるアイテムだ。ただ、「普段使い」のアイテムもある程度はほしい。小説の挿絵として使う写真を撮るためにも、色々と必要だ。

 このゴツいパンキッシュなブーツもお気に入り。メーカー名は覚えていないが、アマゾンで購入したものだ。しかし、私は楽天でなかなか「グッドだねぇ」なお店を見つけたので、これからそちらにお世話になる機会が増えるだろう。 

Astarte The Diva⑦

 アスターティのステージ衣装は、いわゆるKERA系(原宿系)のコーディネートが多いが、さすがにジャケット写真などの撮影では、色々なジャンルの衣装を着る。彼女はアヴァロン連邦のショービジネス界では、ファッションリーダーの一人だと見なされる、という設定だが、そんなアスターティ以前にファッションリーダーとして君臨していたのが、ロクシーことロクサーヌ・ゴールド・ダイアモンドだ。

 そのロクシーのドール化は現時点では未定である。 

Astarte The Diva⑧

 このキーボードは、元々は初音ミクのアクションフィギュアの付属品だった。他にも1/6サイズのベースやドラムセットがあるので、ロックバンド全員集合なんて状況の写真も撮りたいのだが、肝心のセットがない。ましてや、1/6サイズのミニチュアグランドピアノを入手出来たとしても、撮影場所を確保出来ない。ある程度広い部屋を分譲マンションの一室として買いたくても、現実の私にはそのような経済力はない。近所にちょうど良い物件があるけど、ジャンボ宝くじで3億円くらい当てないと無理だな。

 我が家にある撮影セットで一番大きな箱(ホームセンターで購入した段ボール箱で作ったもの)でも、狭い。この撮影セットは段ボール箱で作ったものだが、壁や床一面にある造花は、100円ショップで購入したものをグルーガンでペタペタと貼り付けている。 

Astarte The Diva⑨

  女神/歌姫 ディーヴァ の微笑み。アスターティの星型ピアスは、元々は人間用のものであり、近所のイオンにあったテナントのブティックで購入したものだ。このピアスと同型のものを身に着けているキャラクターとして、 松永緋奈 まつなが ひな 緋月 ひづき 姉妹やゴールディ・ベル(コヨルシャウキ)がいる。いずれもヒロイン級の人物だ。

 特に緋奈は、メインヒロイン2号という最大級の重要人物なのだが、彼女とパートナーの果心居士の記事は、そのうち当ブログに掲載する。 

Astarte The Diva⑩

 全身像。赤と黒を基調にしたコーディネートが我ながら気に入っている。ただ、彼女も私のキャラクタードールの例にも漏れず、着せ替え人形としての汎用性は高くないだろう。さらに、仮にヤフオクなどのネットオークションで、私が顔を描いたドールヘッドを出品しても、多分落札してくださる奇特な御仁はいないだろう。 『ファウストの聖杯』並びに『Fortune』は、その気になれば、いくらでもスピンオフを書けるだけの余地がある。行方不明になったゴールディやアスタロスがどうなったか? 他にも色々あるが、まずは今書きかけている小説を完成させるのが先である。

 まあ、予定は未定ですけどね。


【Janet Jackson - Escapade (Official Music Video)】

 かわいい音作りの編曲がいいね。