《No.21/m.5 神楽坂亮太(Ryota Kagurazaka)》
①『Avaloncity Stories』第一部に登場する作家・神楽坂翔太の弟。名前と外見は②と同じだが、物語上はもちろん別人である(いわゆる「スターシステム」だ)。第二部に登場する神楽坂家(二代目フォースタス・チャオの母ミサトの実家)は、翔太の遠い子孫たちであり、フォースタスのミドルネームはこの翔太に由来する。亮太自身はあくまでも普通の一般人だったが、それは第二部の亮太も同じである。
②『Avaloncity Stories』第二部のミサト・カグラザカ・チャオ(神楽坂美郷)の双子の弟・
蓬莱諸島とアヴァロン諸島は、広大なパンジア大陸を挟んでかなり離れているので、亮太らとフォースタスらが出会う機会はなかなかない。蓬莱は日系人移民が多いので、第三部ではかつての日本に酷似した島国かつ王国になっているのだ。
亮太はアヴァロン諸島からはるかに離れた蓬莱諸島在住なので、アヴァロン連邦暦353年5月5日のパンジア大陸西部沖大地震には巻き込まれず、無事に天寿を全うする。後に、蓬莱有数の大企業である〈村雨エレクトロニクス〉社に入社する。第三部には彼の子孫たちも登場するはずであるが、後述の通り、後の蓬莱王家の祖先の一人と思われる。
6月21日生まれ。『ファウストの聖杯』終盤の時点で16歳。身長170cm。好物はうな丼、プルコギ、テリヤキバーガー、のり塩味のポテトチップス、生キャラメル。第三部の蓬莱王家の祖先の一人かもしれない。ただ者ではなさそうな顔つきだが、本人は至って温厚な人物である。まあ、何を考えているか分からないが、少なくとも「何も考えていない」などと決めつけられるような単純な人物ではない。
いかにも「The 脇役」な彼だが、それでもどことなくただ者ではない雰囲気がある。ちなみに、第一部の
人形はボークスの青年ヘッドとボディだが、この「エクセレントボディ」は残念ながらすでに廃番になっている。「そんなにイケメンではない、むしろ『ビミョー』な容姿」を意識して作ったキャラクターである。やはり、紋切り型の美男美女ばかり作るのも面白くないからね。まあ、私自身の技術の拙さもあり、ネットオークションに出品出来るほどのドールヘッドは作れないのだな。
亮太の人形に使っているヘッドと素体は褐色肌だが、ボークスの褐色肌はそんなに濃い色ではない(むしろ、平均的な日本人の肌色に近いと思う)。限定版ドールにさらに濃い肌色「ダークスキン」があるのだが、残念ながら、入手困難である。リリスことロクサーヌ・シルヴァー・ダイアモンドの肌色がこのダークスキンである。
亮太は「アヴァロンシティ・ドールズ」としては目が小さい方だが、やや三白眼気味でもある。髪を多めに植毛しているが、ショートヘアは実に難しい。レース編み用の糸を植えて短く刈り込むというやり方もあるが、それは亮太というキャラクターのイメージではない。