Avaloncity Dolls

私、「信頼出来ない語り手」明智紫苑の自作小説とカスタマイズドール中心の我楽多ブログです。

No.4/f.2 コヨルシャウキ/ゴールディ・ベル(Coyolxauhqui / Goldie Bell

Coyolxauhqui(Goldie Bell)

《No.4/f.2 コヨルシャウキ/ゴールディ・ベル(Coyolxauhqui / Goldie Bell)》

①『Avaloncity Stories』第二部のアスターティ・フォーチュンの親友。アスターティより2歳(アスタロスより4歳)年上。アヴァロン連邦政府の研究機関〈アガルタ〉で生まれた女性型バール(人造人間)。人工子宮〈コートリキュー(Coatlicue)〉から生まれた(トラロックの妹で、ショチピリ、ショチケツァルの姉)。アヴァロン連邦陸軍の将校(少尉)。

 アスタロスと共にソーニア州のアヴァロン連邦独立による内乱に巻き込まれて行方不明となる。アスタロスは密かに彼女に思いを寄せていたが、彼女がそれに気づいていたかは不明。そもそも彼女は(ネミのような無性愛者ではないにしても)恋愛にはさほど興味はないようだ。彼女の中性的な雰囲気は容姿だけのせいではないのだ。

②謎の女性魔法戦士。東方の島国 蓬莱 ホウライ で賞金稼ぎをしている。彼女はこの時代におけるアスターティ・フォーチュンと出会うが、このアスターティが第二部のアスターティの生まれ変わりだと知る。

 

 1月11日生まれ。身長172cm。好物はタコライス、ミネストローネ、ティーボーンステーキ、ドンドゥルマ(トルコ風アイスクリーム)。得意科目は体育、音楽、地理など。決して成績は悪くない。学校のクラスメイトたちからも人気が高かったが、教師や「お局」学級委員に対しても媚びない辺りが好かれていたようだ。

 彼女の意外な趣味として、ハンドメイドがある。彼女は『Fortune』アスターティの誕生日プレゼントとして、押し花を樹脂加工したアクセサリーを作っていた。第三部のゴールディも手先が器用であり、副業としてアクセサリーを作って売って暮らしている。副業というよりは、本業を隠すための表向きの商売である。要するに、江戸時代の浪人みたいな感じだ。

 第二部のゴールディは、バールとしての身体能力を軍人の仕事に活かすが、それは第三部でも変わらない。バールたちは女性型も並みの天然の人間男性をはるかに上回る筋力やその他身体能力を持っているので、一般的なプロスポーツには参戦出来ない。その代わり、バールのみの格闘技(要するに『キン肉マン』の超人プロレスのようなもの)や、『ウマ娘』のようなバール専門徒競走などのスポーツはある。そんな超人そのものの彼らを敵視する天然の人間たちは少なくない。同じ事は、第三部の魔法戦士たちにも言える。ある意味、現実世界以上に「強い者いじめ」があるのだ。

 

 人形はボークスビューティーAボディの膝から下をNEO-EBと交換したカスタムボディにNEOヘッドを付けたもの。「男装の麗人」「女子校の王子様」的なイメージで作ったキャラクターなので、アスターティとの組み合わせはちょっと百合っぽいかもしれない(アスターティとヒルダ、並びに第三部のアスターティと清香の関係にも同じ事が言えるが)。

 ブロンドの髪と緑の目はランス・ファルケンバーグの女性版のようだが、アスターティとゴールディの親友としての関係性は、フォースタスとランスの関係に似ているだろう。彼女のバールとしての名前〈コヨルシャウキ〉はアステカの女神の名前であり、「黄金の鈴」を意味する。それゆえに、彼女の人間名は「Goldie Bell」なのだ。


【Def Tech - Golden Age】