Avaloncity Dolls

私、「信頼出来ない語り手」明智紫苑の自作小説とカスタマイズドール中心の我楽多ブログです。

No.33/f.24 ブライトムーン/ブリジット・スミス(Brightmoon / Brigit "Brightie" Smith)

Brightmoon

《No.33/f.24 ブライトムーン/ブリジット・スミス(Brightmoon / Brigit "Brightie" Smith)》

 愛称は「ブライティ」。『Avaloncity Stories』第一部に登場する〈アガルタ〉の精霊。前世はヴィクトリア朝のロンドンの庶民の娘だった。家の火災(放火か失火かは不明である)で焼死したところを太公望呂尚に拾われ、アガルタの精霊となる。この人形は、その精霊としての力を最大限に発揮する際の姿を表したものである。彼女は光の精霊であり、邪気を払う力を持つ。

 そんな彼女は、『恋愛栽培』では花川加奈子の危機を救ったのだが、当然アスターティ・フォーチュンや松永緋奈とは知り合いである。人間時代は家族との関係が不幸だったブライティは、師匠である呂尚や他の精霊/仙人たちとの出会いによって、新たな「家族」を得たと言える。そんな彼女はもしかすると、第二部のヒルダ・マーズの前世かもしれない。この二人の共通点はいくつかある。一つは、実の家族との関係に恵まれなかった事であり、もう一つは、アスターティを実の姉のように慕っている点である。

 ブライティ自体は第一部のみに登場するキャラクターだが、前述の通り、第二部以降のヒルダ・マーズが彼女に相当する立場のキャラクターとして登場する。第一部のアガルタの精霊たちの多くは、惑星アヴァロンやその他至るところで新たに人間として(あるいは他の何者かとして)生まれ変わっているのだ。やはり「スターシステム」とは便利なものである。これでキャラクタードールの使い回しが出来るのね。とはいえ、全てのキャラクターをドール化するのは実質的に不可能なのだから、あとはイラストなどでキャラクターの姿形を示すのだ。

 

 11月20日生まれ。身長155cm。好物はフィッシュ&チップス、カリーヴルスト、ケチャップをたっぷりかけたホットドッグ、ベイクドチーズケーキ。サッカー観戦が好きで、テレビで色々と試合を観ている。日本のサッカーチームで好きなのはコンサドーレ札幌で、ひいきの選手がいる。他にはバスケットボールが好きだが、野球には特に興味はない。

 犬好きであり、人間時代は愛犬ギャヴィンをかわいがっていたが、自身と共に焼死してしまった。彼女は『恋愛栽培』の蓮華院秀虎・加奈子夫妻の愛犬「ジョン太郎」と愛猫「トム次郎」の名付け親である。ブライティは『恋愛栽培』本編が終わった後も、呂尚や果心らと共に蓮華院家との交友関係を続けていた。

 普段は10代半ばくらいの姿形だが、普通の人間を装うために持っているパスポートなどでは成人済みという事になっている場合がある(呂尚の「孫」という立場になっている場合はこの限りではない)。まあ、アガルタの精霊になった時点で、実年齢など関係ない立場になったのだが、キャラクターイメージは10代の女の子である。後述の通り、アガルタの精霊としての彼女はミュージカル『キャッツ』に登場する猫たちを思わせる容姿だが、普通の人間の姿でいる時は金髪碧眼の女の子である。

 

 人形はセキグチモモコドールヘッドのカスタムに、ボークス25cmボディのカスタム(膝から下をNEOボディのと取り替えた)。素体とヘッドにモデリングペーストを盛り付けて彩色している。彼女のこの姿の元ネタは、ミュージカル『キャッツ』に登場する猫たちである。ブライティ自身は「猫娘」ではないが、それでも瞳孔が猫のようになっている。普通の人間の姿でいる時は金髪碧眼だが、精霊としての姿は真っ赤な虹彩が鋭く光る。

 私はいわゆる猫耳のついたお人形を作りたいが、その応用としてウマ娘の人形も作りたい。しかし、この場合、尻尾をどうするかという問題がある。それはさておき、私は『ファイブスター物語』のエルディアイ・ツバンツヒの人形を作りたいのだが、以前、某女性お笑い芸人さんの人形を作ろうとして頓挫した事がある。ドールヘッドに植毛した髪色が、実際の本人の髪色とはかけ離れていた上に、本人がすでに過去の人になっていたので、断念してしまったのだ。

 まあ、他作品のファンアート・二次創作の人形よりも、自作小説の登場人物たちのドール化を優先したい。特に男性キャラクタードールだが、そちらは単なる美少年・美青年だけでは、物語の登場人物として不十分である。様々な年齢や体型などのキャラクターたちを作っていきたい。もちろん、それは女性キャラクターたちにも言える。


【桑田佳祐 - 月】